生活保護の捕捉率

日本における生活保護の捕捉率は、2018年の国民生活基礎調査に基づいて22.6%と推計されています。これは、本来であれば生活保護制度を利用できるはずの水準の収入の人々のうち、2割程度しか実際に制度を利用していないということを示しています。

そして、これは諸外国と比較しても、とても低い水準にあります。例えばイギリスやドイツの捕捉率は80%前後と推計されています。なぜ、生活保護を利用できるはずなのに、利用しないのでしょうか。

生活困窮者の方々を対象として行われたアンケートによると、
・家族に知られたくない
・過去の役所の対応が良くなかった
・劣悪な環境の施設に入居したくない
・自分の力で頑張りたい
といった理由により、申請をしていない様子がうかがえます。

私たちRenovate Japanは、事業を通して、住居と改修の仕事を同時に提供し、生活を立て直す基盤を作ってもらうことを目指しています。まだまだ規模は小さいですが、公的な制度を利用できない困窮者の方を少しでも支援して、この問題にアプローチしていければと思います。

*参考*
日本弁護士連合会 https://www.nichibenren.or.jp/library/ja/opinion/report/data/2019/opinion_190214_2.pdf
つくろい東京ファンド https://tsukuroi.tokyo/2021/01/16/1487/